真決DAOの特徴

マイストアとプロセスエコノミーとは|過程に値段がつく経済圏

DAOが普及するには「参加することで生計を立てられる」仕組みが必要だ、とトランスVは考える。理念に共感するだけでは長続きしない。経済的な基盤があってはじめて、人はDAOに根を下ろす。

真決DAOではその仕組みとして、マイストアプロセスエコノミーという2つの機能を用意している。


🛒 マイストア:DAO内の個人商店

マイストアは、真決DAOの参加者一人ひとりが持てる「出品スペース」だ。

誰でも自分が提供できるものを出品できる。スキル、サービス、手作りの物、アイデア。完成品だけでなく、制作途中のものでも構わない(これがプロセスエコノミーにつながる)。

一つ例を出す。子どもが泥団子をマイストアに出品したとして、それを「欲しい」と思う人がいれば、それは商品になる。価値を決めるのは市場の規格でも権威でもなく、コミュニティの共鳴だ。「いいと思う」と感じた人がトークンで購入することで、価値が生まれる。

今の経済では、泥団子を売ることはできない。決まった市場の規格に合わないからだ。でも真決DAOでは、コミュニティが「これは面白い」と感じればそれが経済になる。


🛍 プロセスエコノミー:制作過程が商品になる

今の経済は「完成品」にしか値段がつかない。

音楽を作っている。でも完成するまで収入はゼロ。農家も、収穫まで売れるものがない。小説家も、脱稿するまで一円にもならない。「完成するまで稼げない」という構造が、続けることを難しくしている。

真決DAOのプロセスエコノミーは、この前提を変える。マイストアには「プロセスエコノミー商品」として制作の途中段階を出品できる。

ミュージシャンの場合なら、こうなる。

  • 「今日のセッション:イントロのリフを5パターン試した。3番目がいい感じだけど迷ってる」
  • 「歌詞を3番まで書いた。2番のサビがしっくり来ない」
  • 「ドラムパターンを変えてみた。昨日と聴き比べてほしい」

完成品は1曲だが、プロセスは何十回もある。その一つひとつに「見たい」「応援したい」という人がいれば、完成を待たなくても経済が動き始める。

農家の場合は、播種のようす、生育記録、失敗した試みを出品できる。「この農家の挑戦を見届けたい」という人がトークンを使うと、収穫前から経済が回る。クリエイターや職人も同様で、途中の迷いや試行錯誤そのものが商品になる。


「完成を待たなくていい」が経済の前提になる

マイストアとプロセスエコノミーが組み合わさることで、「完成してから売れ」という経済の前提が変わる。

誰かが購入すると、その理由が支出フィードに流れる。「このミュージシャンの試行錯誤が面白い」「農家の失敗から学びたい」という声が可視化され、他のメンバーの目にも届く。応援が応援を呼ぶ構造だ。

また、真決DAOのトークンは使わないと減る(トークンが腐る設計)。だからトークンを受け取った人は「何に使おうか」を本気で考える。マイストアの商品はその使い道の一つになり、循環が自然に生まれる設計になっている。

完成品しか売れなかった経済から、プロセスにも値段がつく経済へ。それが真決DAOのマイストアとプロセスエコノミーの目指すものだ。


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